キットパスや、学校で使われているダストレスチョークを作っている日本理化学工業さんの工場見学に行ってきました!
どんな会社?
国内のチョーク市場でトップのシェア率を誇る会社なので、きっと皆さんもどこかでお世話になっていると思います。
実はこの会社は、全体の約7割が知的障がいのある社員。
というと、福祉作業所なのねって思うかもしれないけど、障害者雇用という言葉を使うのをやめたというくらい、普通に当たり前にお給料を支払い雇用している企業なのです。
社長自ら説明をしてくださったのですが、本当に丁寧にお話をしてくれて、こういう会社で働きたいなと思う、自身の会社で働く人への優しさを感じました。
その中でも印象に残った言葉は、
「理解力に合わせて伝える」
教えてできなかったら、教えた人のせい。
これ、教える側になったら立場として本当に辛いことだと思います。
でも、工程を視覚で判断しやすいようにしたり、検査冶具の改良を行ったり、誰もがわかりやすい仕組みを作ることで、働く方の能力が発揮できる環境を作っていらっしゃいました。
キットパスとは
残念ながら、キットパスの製造過程は掲載出来ないのですが、どんなものかだけ少しだけご紹介。
ガラスや鏡などツルツルした面に描いて、水拭きで綺麗に消すことができる筆記具です。
ライスワックスを主成分としていて、万が一口に入れてしまったも安全。
水で溶かして水彩絵の具のようにも使えるし、クレヨンのように紙に書くこともできます。
各地でイベントもやっていますが、キットパス号という車(現在1台しかない!)がいれば、気軽に体験もできます。
いつか九品仏エリアにも呼びたいなと思っているところです。
手形やバルーン製作のワークショップなども可能なので、気になる方はお声がけください。
最後に、昨年の24時間テレビの題材となった会社でもありますので、興味がある方はこちらもご覧ください。
皆さんがどうやってこの幸せな働く形にたどり着いたのかが、分かりやすく紹介されています。
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